「誤食について」

動物達、特に犬、猫では異物を食べて具合が悪くなることがあります。湿布薬、ビニール袋、化粧品といった身近な物で、中毒を起こしたり腸閉塞を起こしてしまうようなものを食べてしまうことがあります。子犬、子猫、異物を好んで食べるような子では、誤って異物を食べないように注意をしてください。

高齢の小型犬の心臓病が増えています。

早朝、急な寒さや、天気の良い日に、突然の呼吸困難、失神、引き続く咳、散歩やお出掛けの後の元気の消失などありましたら、来院して治療を受けてください。

高齢犬(特に小型犬)の肝臓疾患や腎臓疾患が増えています。

元気や食欲がなかったり、時折おう吐をしたり軟便や血便をする、散歩中疲れやすい、食後フラフラする、急な失神を起こすといったワンちゃんは来院して相談してください。

高齢(老齢)猫の腎臓病による受診が増えています。

多飲・多尿(たくさんのお水を飲んで、たくさんおしっこする)、時折の嘔吐、食欲不振のある高齢な猫さんは来院してご相談ください。

心臓病や肝臓病、腎臓病のような慢性の疾患を持った動物、特に高齢のワンちゃんでは、気候の変化による病状の悪化に注意しなければなりません。

元気・食欲の不振、呼吸困難や胃腸障害がみられましたら、早めに受診されることをお勧めします。

犬や猫の「つめきり」にお困りの方がお見えになります。

当院では看護師の保定のもとにバスタオルやネットを利用してつめきりを行なっています。自宅でのつめきりにお困りの方は気軽に申し付けてください。肛門のうの処置や外耳道の処置なども気軽にお申し付けください。

眼科疾患の来院が増えています。白内障をはじめ、緑内障、角膜の疾患など多くの眼科疾患があります。

犬や猫の眼が白くなったり赤くなったりした場合、来院して相談をしてください。原因を詳しく検査するようにしましょう。

小型犬(M.ダックス・チワワなど)の神経疾患(椎間板ヘルニア)や免疫疾患(リュウマチ様疾患)が多く来院しています。

特に小型犬(M.ダックス・ヨークシャテリア・プードル)などで跛行(びっこ)や不安定な歩き方が見られたら受診してご相談ください。

若い小型犬(チワワ、ポメラニアン、パピヨン)では膝や股関節の病気、鼠径ヘルニア(内股の膨らみ)を見つけて受診される方があります。

時折のびっこ(跛行)、下腹部の異常なふくらみを見つけたら来院して相談してください。

老齢のワンちゃんや猫さんの腫瘍の相談・治療を希望される方が増えました。

腫瘍の内科・外科治療を希望される方はご相談ください。腫瘍外科のご希望が年々増加しています。こぶを見つけたり、腫瘍のあるワンちゃん猫さんは早めにご相談ください。

超高齢(18歳から20歳超)の犬の猫の外科手術(繰り返す膀胱結石と尿道結石の摘出。

心臓病を持った犬の睾丸腫瘍摘出、前立腺炎・肥大症の犬の去勢手術)を希望される方があります。超高齢な犬や猫の外科手術も可能な場合があります。手術を希望される方は相談をしてください。

外出の多い猫では猫後天性免疫不全ウィルス(FIV)、いわゆる猫のエイズ症、あるいは猫白血病ウィルス(FeLV)の感染による猫さんの来院があります。

現在根治療法は確立されてはいませんが病気の進行を抑えることができます。治りの悪い膀胱炎など下部尿路疾患や慢性の呼吸器症状、下痢などの胃腸器症状、長期に治りの悪い傷のある猫さんは受診をお勧めします。

インターネットによって病状や症状を「検索」されて、いろいろなご心配をされる方がみえます。

「身体の仕組み」(生理学、解剖学、病理学)といった基礎的な身体や病気の仕組みを理解した上で検索をされないと、間違った情報に基づいて間違った判断をしてしまう時があります。ご心配な場合は当院にお問い合わせをされることをお勧めします。

病気の治療(手術や投薬)が済んだ後
も、「病後の生活の仕方」について学んでいただく必要があります。

慢性疾患(心臓病、肝臓病、腎臓病)では飼い主さんと病院スタッフが
一緒になって治療に取り組む必要があります。


お知らせ

  • ノミ・マダニ駆除と予防について

    室内外ではノミ・マダニの被害が時折起こります。犬や猫に対して、人でも問題になっているマダニ(フタトゲチマダニ)の防除をすることができます。市販のノミ・マダニ防除薬は効果が不安定なことがあります。動物病院専用のノミ・マダニ駆除予防薬をお勧めします。ノミ・マダニについて詳しくはこちらから

  • 健康診断について

    健康診断をお受けになる時、爪切り・歯のチェック・全身の健康状態のチェックをする血液検査を同時に受けられる事をお勧めします。

  • 犬フィラリア症血液検査と予防について

    蚊の出始める3月・4月から11月・12月頃まで毎月1回予防薬の投与が必要です。血液検査及び投薬にご来院ください。犬フィラリア症について詳しくはこちらから。 尚、猫についてもフィラリア症の予防ができます。ご希望の方はお申し出ください。猫フィラリア症について詳しくはこちらから。

  • 風邪の症状のある患者さんについて

    咳・くしゃみ・目ヤニ・鼻水など呼吸器の感染症を疑う動物の受診をされる方にお願いします。受付を済まされましたら、お車でお待ちください。順番がまいりましたらお呼びします。

  • 保定について

    動物が怖がったり暴れたりして、充分に検査や採血、検温等の処置が困難な場合があります。その場合、当院の経験を積んだ看護師による「保定」(動物を取り押さえること)により、比較的安全に処置ができることがあります。私どもにお任せいただくとよろしいかと思います。

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